※この記事には第16話の内容が含まれています。まだ視聴されていない方はご注意ください。
ダンジョン攻略が本格化した第16話。
フェルやドラちゃん、スイは、今回も気持ちいいほどの強さで魔物を倒し、ダンジョンをぐんぐん進んでいく。一方でムコーダは、相変わらず一歩引いた位置から、その様子をハラハラしながら見守っている。
そんな中、スイが宝箱を見つけたことをきっかけに、ムコーダの様子が少し変わる。
普段は慎重で控えめなムコーダが、宝箱探しには前向きになり、ダンジョン探索にも積極的に関わっていくのが印象的だった。
異世界飯で準備を整え、ボス戦に備える一行。
従魔たちのステータスは異世界の食事でしっかり底上げされていくが、ムコーダだけはその恩恵を受けられない結果に。
思わずこぼれるひと言に、「とんスキ」らしいユーモアと、少しだけ切なさを感じる回だった。
今回の第16話の見どころは、次の3点です。
・懐かしい冒険者パーティ「アイアン・ウィル」との再会と食事シーン
・宝箱を前に、いつもの慎重さを忘れてしまうムコーダの意外な一面
・異世界飯で強化される従魔たちと、恩恵を受けられなかったムコーダのステータス
あらすじ
第16話は、ムコーダ一行が本格的にダンジョン攻略を開始するところから始まります。
ダンジョンに突入すると、フェルの爆走によってあっという間に10階層まで到達。
もはや戦闘というより「引き逃げ」のような勢いで、次々と魔物をなぎ倒していきます。
ダンジョンは人工的な存在で、人を誘い込み、死者を吸収する仕組みを持つことや、
ボス部屋には順番待ちのルールがあることなども明かされます。
ムコーダが怯える一方で、ドラちゃんたちは張り切り、戦闘は一瞬で終了。
その後も従魔たちはテンポよくボスを倒し続け、ムコーダはただただ振り回されていきます。
休憩所では、かつてレイセヘル王国からの脱出時に護衛をしてくれた
冒険者パーティ「アイアン・ウィル」と再会。
和やかな雰囲気の中、黒パンに合う料理として
肉が高級食材だと知ったアイアンウィルの面々が驚く様子からも、
フェルたちの異常な強さが改めて伝わってきます。
その後ダンジョンを進むと、16階層からは雰囲気が一変。
罠もグレードが上がり、緊張感が高まります。
宝箱をめぐる場面では、スイが宝箱を見つけたことで、いつもは慎重なムコーダが、思わず前のめりになってしまう様子が描かれます。
フェルに鑑定を促されて確認すると毒ガスの罠でしたが、加護のおかげで無事に開封。
しかし中身は空で、期待していただけにがっかりする結果に。
続いて現れたミミックの宝箱では、ムコーダは相変わらずビビりつつも、スイの作ったミスリルショートソードが活躍し、無事に撃退。
その後、ようやく宝石箱を手に入れることができ、宝箱探しの一連の流れが印象的な場面となっています。
広大な森林が広がるフィールド階層では、Bランク魔物を簡単に倒すフェルに対し、
「ずるい」と騒ぐドラちゃんとスイ。
戦う順番を決めるやり取りや、素直なスイにデレるムコーダの様子も微笑ましいシーンです。
ボス戦前には、ネットスーパーの異世界飯でステータス強化。
国産和牛や焼き鳥、鴨のローストなど豪華な食事を堪能し、
従魔たちは何度もおかわりをします。
結果、従魔たちのステータスは大幅アップ。
しかし、ムコーダだけはわずかな上昇にとどまり、
「こんだけかよ……」とがっかりしたつぶやきを残して、第16話は幕を閉じます。
感想
今回の第16話は、ダンジョン攻略回でありながら、
フェルたちの圧倒的な強さと、ムコーダの小心者ぶりの対比がとにかく面白い回でした。
意気揚々と突き進む従魔たちに対し、
何かあるたびにビビり散らかすムコーダ。
普段は慎重そのものですが、宝箱を前にするとその姿勢が少し崩れ、
思わず前のめりになってしまう場面は、いつもとのギャップが印象的でした。
それでも最終的には、慎重に判断する姿に戻るあたり、
やはりムコーダこそがこの作品の軸なのだと感じます。
また、アイアン・ウィルとの再会や、異世界飯の描写など、
とんスキらしい「食」と「ゆるさ」も健在。
一方で、ステータス差という不穏な要素も残され、
この先のダンジョン攻略がどうなるのか、期待が高まる回でした。